このBlog、ドッグアイズ言っているけど食べ物の写真ばかりじゃんって。
たまには車マニアックなネタも。
昔からウチに生息するこのRiley RMAベースのスペシャルモデル。
俗称ですが当時イタリアンデザインを取り入れたことからベルトーネスペシャルって言われていました。
1.5LRMAツインカムエンジンはオリジナルで、LondonのFLMコーチビルダーが1957年にこのアルミボディに改造した際にショートホイールベースにしたと記載されています。
当時を物語る史料は多くは無いのですが、いくつか過去の雑誌などから発掘することができます。
1台のみ製作されたアルミボディで、出来た当初はグリルのモールなどがついていたようです。
サイドランプやホイールキャップも異なっていたようだし。
左の写真は手に入れた時の写真ですが膨大な元オーナーの資料は全て手書き!
RMクラブのなかでも有名な個体なので手放すときは必ず連絡くださいということでした。
イギリスでは主にスコットランドなどの北の方面で数々のクラシックカーラリーに参加していたようで、小さく車の雑誌で取り上げられていたようです。
不思議とファクトリーで改造されたものではないのでヘタをすればゲテモノ扱いにもなりそうですが、そのスタイルを皆可愛いと思ったようで悲観的なコメントはどこみも見られない。
そもそも重く、走らないRiley RMをベースに改造したところでポテンシャルは知れたもの?
ですが、当時としては革新的だったサスペンションのおかげでよく走ります。
1.5Lとはいえオリジナルはホワイトメタルで高回転には向かないのでエンジン。
クラッチトラブルでエンジンを下ろした際にOHすることになったので、その際にシェルメタルにコンバート。良く回る素直なエンジンになりました。
今でもこのレジストレーションナンバー42EPBで通用するらしく、ちょっとイギリスに連絡をとったら食いつきがすごい!
日本じゃマイナーだしね、イギリスに返そうかなー
欲しいって言われると迷っちゃうね。
イギリスから来た時のカラーは写真のソリッドグリーンで、日本に来てしばらくしてからアストンのメタリックグリーン(当時のカラー)に塗り直しましたが違和感はないかな。
一番いけないのは最近走らせていないことだねー
ブリクラに行ったの一昨年?
コンデンサーが壊れて違うやつ暫定でくっつけてノンストップで帰って来たっけ。
あ、スターターも壊れちゃったんだっだ。
古くはLa Festa Mille Migliaにも3回?出走、無事完走を果たしてます。
FIVAペーパーはあのころの車検には今は亡き小林彰太郎ご本人が「ほー、これは珍しい」と言っていたのが懐かしいです。
古き良き時代の正統派トラディッショナルサルーンです。
このインテリアが好き❤
真剣に欲しいどなたかいらっしゃれば・・・。
イギリスに戻すのもったいない。。